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  • 1月:筋トレで上半身の衰えを解消

筋トレで
上半身の衰えを解消

運動不足が続くと太りやすいだけでなく、さまざまな不調や病気の要因になります。家で過ごす時間に運動を組み込んで習慣にし、体を動かす機会を増やしましょう。筋トレは家で行っても十分に効果があり、テレワークや家事の合間などのすき間時間にできます。

たるんだ胸や二の腕は
実際より太っている印象を与える

胸や二の腕の筋肉はふだんの生活であまり使うことがないため、加齢や運動不足によってたるみやすい部位。また、長時間、前かがみの姿勢でスマートフォンやパソコンを見ることも、胸や二の腕の筋肉をたるみやすくする要因です。
胸や二の腕の筋肉のたるみは、服を着ていても意外に目につき、実際より太っている印象を与えます。一方、胸と二の腕の筋肉を鍛えて引き締めると、男性は厚い胸板とたくましい腕が、女性はハリのあるバストとほっそりとした腕が得られ、若々しい印象を手に入れることができます。

自重トレーニングで胸と二の腕の筋肉を鍛えよう

胸を引き締めるためには大胸筋、二の腕を引き締めるためには上腕三頭筋を鍛えるのが有効です。
自重トレーニングは、自分の体重を負荷にして行う筋トレのことで、家の中で手軽にできます。また、姿勢を維持したり、バランスをとりながら動作をするため、全身のエネルギー消費量も大きくなります。さらに、1回の動作でかかる筋肉への負荷がそれほど強くないため、筋力が衰えている人や、筋トレが苦手な人でも自分のペースで行うことができます。
筋肉は強い刺激を受けることで発達するため、軽い負荷でしっかりと追い込んで、ムリなく胸と二の腕の筋肉を鍛えましょう。

自重トレーニングのポイント
  • ●正しいフォームで動作する。
  • ●稼働範囲を広くとり、軽い負荷で筋肉に強い刺激を与える。稼働範囲とは運動時に関節が開く幅のこと。
  • ●休まず、ゆっくり動作を続ける。
  • ●行う回数は、もう動作ができないと感じるまで。
  • ●3セット以上行い、セット間のインターバルは1分以内にする。
  • ●週2~3回程度行う。

プッシュアップ

おもに大胸筋を鍛える

いわゆる「腕立て伏せ」。その名前から腕の筋トレと思われがちですが、もっとも鍛えられるのは大胸筋です。手と手の幅を広くして稼働範囲を広げること、体を一直線に保つことがポイントです。

  1. 両手をつく幅を肩幅の1.5倍にとり、体全体を一直線に保つ。
  2. ひじを外側に折りたたむようにして、アゴが床につく直前まで深く曲げたあと、ひじを伸ばしながら①の姿勢に戻す。もう動作ができないと感じるまで続ける。それを3セット行う。

ディップス

おもに上腕三頭筋を鍛える

上半身のスクワットといわれるディップス。自重を負荷にして体を押し上げる動きで上腕三頭筋を鍛えます。効果的に効かせるために、上体をできるだけまっすぐに立てたまま体を沈めましょう。

  1. 体の後ろに置いた椅子に、両手を肩幅程度に開いて置く。足はひざを伸ばして前につく。
  2. 上体をまっすぐ立てたまま、ひじを曲げて体を沈ませたあと、ゆっくり①の姿勢に戻す。ひじを曲げる深さは、上腕が床と平行になるくらいが目安。もう動作ができないと感じるまで続ける。それを3セット行う。
    ※安定した椅子を利用しましょう。
  • ●最初はきついと感じる回数で止め、徐々にもう限界と感じる回数まで近づけていきましょう。
  • ●筋トレ後は、大胸筋や上腕三頭筋をほぐすストレッチを行いましょう。
監修者プロフィール

今井 真紀 IMAI MAKI

フリーフィットネスインストラクター。スポーツセンターなどを中心に活動。心と身体は同じという思いから、ヨガやノルディックウォーキングなど、自然に心と身体が沿うようなフィットネスを、それぞれの人に合わせて指導している。
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