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  • 10月:働く世代に多い「大腸がん」

働く世代に多い
「大腸がん」

食事などの生活習慣が大腸がんの発生リスクに関与

大腸がんは、大腸の結腸や直腸、肛門に発生するがんです。
その発生には生活習慣が関わっており、「肉類の摂取」「飲酒」「喫煙」などが大腸がんの発生リスクを高めます。一方、「食物繊維の摂取」や「運動」は大腸がんの発生リスクを下げることがわかっています。

大腸がんの発生リスクを上げるもの

大腸がんの発生リスク下げるもの

男女とも40歳代から増え始め、罹患数は1位

大腸がんになる人は男女とも40歳代から増え始め、男女合わせた罹患数(新たにがんと診断された数)は1位。男女別では男性が3位、女性が2位です。
大腸がんで亡くなる人は男女とも40~50歳代から増え始め、男女合わせた死亡数は2位。男女別では男性が3位、女性は1位です。大腸がんは治りやすいがんですが、それにも関わらず死亡数が多い理由として、「発見の遅れ」が指摘されています。

大腸がんの罹患数(2018年)

大腸がんの死亡数(2019年)

早期に発見するために「大腸がん検診」を受けよう

大腸がんは早期に発見すれば治る可能性が高いがんですが、早期の段階では自覚症状がほとんどありません。大腸がんを早期に発見するためには、罹患数が増え始める40歳になったら、年1回、「大腸がん検診」を受けることが大切です。

男女とも40歳になったら、年1回「大腸がん検診」

出典:国立がん研究センターがん情報サービス

  • 大腸がんは、男女とも罹患数・死亡数が多いがん。
    大腸がん検診で早期発見に努めることが、いちばんの対策です。

次回は、働く世代に多い「胃がん」について紹介します。

監修者プロフィール

岡田 邦夫 OKADA KUNIO

特定非営利活動法人健康経営研究会理事長、大阪ガス株式会社人事部Daigasグループ健康開発センター顧問。専門分野は糖尿病などの生活習慣病、メンタルヘルス、スポーツ医学など幅広く、長年、産業医として健康指導や講演など多方面で活躍。著書も多数ある。
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