快眠でココロすこやかにMental

09SEPTEMBER

眠ることにこだわると
眠れなくなる?!

心の健康を維持するためには睡眠不足にならないようにすることが大切です。しかし、眠ろうとする意気込みが逆効果になり、頭が冴えて眠れなくなることも。眠ることにこだわりすぎないように注意しましょう。

無理に眠ろうとすると
寝つきが悪くなる

眠りたいのに眠れない経験や、十分な睡眠時間を確保したいという思いから、眠くないのに早くから布団に入って無理に眠ろうとする人がいます。しかし、これでは「眠らなければいけない」というプレッシャーで心身が緊張して寝つきが悪くなります。
毎日、同じ時間に入眠できることが自然なわけではありません。また、就寝する2〜3 時間前は1日でもっとも寝つきにくい時間帯といわれています。そのため、就寝時間にこだわりすぎないことが大切です。

季節や年齢、活動量などによって
睡眠時間が変わる

必要な睡眠時間には個人差があり、季節や年齢、日中の身体活動量などが睡眠時間に影響を与えます。そのため、6時間以上眠ることが心の健康を維持する目安になりますが、それにこだわって無理に眠ろうとすると寝つきが悪くなり、快眠を妨げることになります。

睡眠時間に影響を与えるもの
  • 季節

    睡眠時間は日の短い冬に長くなり、日の長い夏に短くなる傾向がある。

  • 年齢

    睡眠時間は成人後、加齢に伴って減る。健康な人では20年ごとに約30分の割合で減る。

  • 身体活動量

    日中、体を動かすなど活発に過ごした場合、より長い睡眠が必要になる。

眠れないときの対処法

眠りたいのに眠れないとき、少しでも体を休めようと布団の中で横になる人が多いですが、布団の中で過ごす時間が必要以上に長いと眠りが浅くなり、夜中に目が覚めて熟睡感が得にくくなります。
就寝時間は目安であり、その日の眠気に応じて布団に入ることが大切。睡眠環境が整い、心身がリラックスできれば眠りは自然に訪れます。

  • 眠くなってから布団に入る

    就寝時間が多少遅くなっても、眠くなってから布団に入る。それがスムーズな入眠と、質の高い睡眠につながる。

  • 寝つけないときは布団から出る

    布団に入っても寝つけないときはいったん布団から出て、自分に合った方法でリラックスし、眠気を感じたら布団に入る。

  • 就寝時間が遅くても
    起床時間は遅らせない

    起床時間が遅くなると、睡眠リズムを調節している体内時計に狂いが生じる。就寝時間が遅くなっても起床時間はできるだけ一定に保つ。

  • 適度な運動を習慣にする

    適度な運動を定期的に行うと、ほどよく疲れて寝つきがよくなり、夜中に目が覚めることも少なくなる。

上野 幹子
監修者プロフィール

上野 幹子 UENO MIKIKO

公認心理師、産業カウンセラー、キャリアコンサルタント。民間企業や官公庁、警察、大学などで心理学、脳科学を応用した独自の手法でカウンセリングやキャリア・能力開発のセミナーを数多く実施。これまでカウンセリングやセミナーで対面した人は延べ2万人を超えている。

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