生活習慣病ドリルDisease

06JUNE

問 題歯周病は
気づかないまま□を失うことがある

歯周病とはむし歯と並ぶ歯の2大疾患のひとつです。歯周病になると歯の健康にどのような影響があるのでしょうか。歯周病について理解を深めながら、ドリルの答えを考えてみましょう。

歯ぐきや骨が壊されていくが、
痛みはほとんどない

歯周病は口の中の細菌によって歯を支える歯ぐきや骨などが壊されていく病気で、大人が歯を失う原因の第1位※です。歯ぐきの炎症から始まり、それが歯の根元に向かって広がることで歯を支える骨なども破壊されていきます。
むし歯は進行すると痛みがありますが、歯周病は進行しても痛みがほとんどなく、目立った症状もありません。そのため、知らず知らずのうちに重症化して、気づいたときには歯を失うことも多くみられます。
※ 第2回 永久歯の抜歯原因調査報告書(公益財団法人8020推進財団)

ドリルの答え

歯周病は
気づかないまま歯を失うことがある

歯がグラつき始める中等度以上の歯周病がある人は、45歳以上で過半数を占めます。また、35~44歳で約4割、25~34歳でも約3割に中等度以上の歯周病がみられ、若い人も注意が必要です。
*出典:平成28年歯科疾患実態調査(厚生労働省)

歯周病を予防する
歯のケア・ポイント

歯周病の原因は歯についたプラークです。歯周病を予防するために毎日の歯みがきでプラークを除去しましょう。プラークは時間が経つと硬い歯石となり、そこにプラークがたまって歯周病が進行しやすくなります。歯石は歯みがきでは除けないため、定期的に歯科医院で除去してもらうことも大切です。

  • 歯ブラシはペンを持つようにして
    持ち、軽い力で小刻みにみがく

    歯ブラシを5~10mmの幅で小刻みに動かし、歯を1~2本ずつみがく。

  • 毛先を「歯と歯ぐきの間」
    「歯と歯の間」「かみ合わせ」
    にきちんと当ててみがく

  • みがく順番を決める

    みがき残しがないように、歯をみがく順番を決めてみがく。

  • デンタルフロスや
    歯間ブラシを使う

    歯と歯の間はデンタルフロスや歯間ブラシを使ってプラークを取り除く。

  • 就寝前の歯みがきは時間をかけて
    ていねいにプラークを除去する

    歯みがきは毎食後が理想だが、就寝前の1回だけでも時間をかけてていねいにプラークを取り除く。

  • 年3~4回、定期的に歯科医院で
    歯のメンテナンスをする

    かかりつけの歯科医院を持ち、歯のクリーニング、歯周病やむし歯のチェックをしてもらう。

岡田 邦夫
監修者プロフィール

岡田 邦夫 OKADA KUNIO

特定非営利活動法人健康経営研究会理事長、岡田産業医事務所所長、労働衛生コンサルタント。専門分野は糖尿病などの生活習慣病、メンタルヘルス、スポーツ医学など幅広く、長年、産業医として健康指導や講演など多方面で活躍。著書も多数ある。

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