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うつ病を知る・防ぐ
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8月
ストレスをためない工夫でうつ病予防②

ストレスの感じ方は、自分の「考え方」で変わります

「あの人がストレスだ」。こんなふうに思うことがありますが、“あの人”がストレスを生じさせているのではありません。“あの人”はストレスの要因(外部からの刺激)であり、“あの人”に対して頭に浮かぶ「考え方」がストレスを生じさせています。つまり、ストレスの感じ方は、自分の「考え方」に左右されるのです。
“あの人”を変えることはできませんが、自分の「考え方」は変えられます。ストレスをまねいている「考え方」に気づき、それを修正すればストレスを軽減することができます。
過度のストレスはうつ病のきっかけになります。ストレスはなくせませんが、自分の「考え方」を味方につければ、ストレスとうまく付き合っていくことができます。



代表的な「考え方のクセ」

ストレスをまねく「考え方」を、「考え方のクセ」や「認知のゆがみ」といいます。「考え方のクセ」はだれにでもありますが、その傾向が強くなると、ストレスが大きくなり、抱え込みやすくなります。以下は、代表的な「考え方のクセ」です。

自分の「考え方のクセ」を知り、修正してみよう

紙とペンを用意し、自分が強いストレスを感じたできごとを思い出してください。そして、以下の1~3の手順で自分の考え方を見直してみましょう。「考え方のクセ」に気づけば、おのずと現実的・合理的な考え方が見えてきます。

監修者プロフィール

上野 幹子 UENO MIKIKO

産業カウンセラー、キャリアコンサルタント、認定心理士。民間企業や官公庁、警察、大学などで心理学、脳科学を応用した独自の手法でカウンセリングやキャリア・能力開発のセミナーを数多く実施。これまでカウンセリングやセミナーで対面した人は延べ2万人を超えている。
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