ページ内を移動するためのリンクです。
現在表示しているページの位置です。

11月:胃腸を健やかに

朝晩は冷え込みますが、日中は暖かい日も。寒暖の差で抵抗力や免疫力が低下しがちなこの時期は、体調を崩しやすくなるので、疲れをためず体力を維持することを心がけましょう。
今月は消化がよく、滋養のある食材を使い、胃腸の負担を軽減してくれるメニューです。

薬膳食材
卵 ⇒ 胃を保護し、修復する
里芋 ⇒ 胃の粘膜を保護し、働きを促進させる
大根 ⇒ 消化を助け、胃腸の調子を整える
大根の葉 ⇒ 胃腸の調子を整え、便秘解消、デトックス
梅 ⇒ 消化を助け、胃腸の調子を整える
昆布 ⇒ 胃の粘膜を保護し、過食を予防する
栗 ⇒ 弱った胃腸を強くする
胡麻 ⇒ 弱った胃腸を強くする



えびの里芋パリパリ焼き

材料(2人前)

えび
10匹(150g)
里芋
4個(160g)
マジックソルト
適量
薄力粉
大さじ2と1/2
オリーブオイル
大さじ3
1個
レモン、ケチャップ
お好みで
おかずDATA1人分
カロリー 塩分 調理時間
367kcal 1.4g 20分

作り方

  • ①えびは殻をむき、背開きにして背わたを除いたら、麺棒等で叩き伸ばし、両面にマジックソルトをふる。里芋は皮をむき、千切りにしたら、薄力粉と混ぜ合わせておく。
  • ②溶き卵にくぐらせたえびを里芋で挟み、オリーブオイルを熱したフライパンに並べる。
  • ③里芋がこんがりと両面色づくまでふたをしながら焼けば完成。お好みでケチャップやレモンをしぼっていただく。

ワンポイント
里芋は焼くと煮物などと食感がまったく違います。お弁当のおかずにもおすすめです。えびではなく鶏肉や魚でも美味しく仕上がります。



ほくほく栗ご飯

材料(4人分)

16粒(250g)
大さじ半分(栗を茹でる用)
雑穀米
2合
大さじ2
小さじ1/2
おかずDATA1人分
カロリー 塩分 調理時間
386kcal 1.5g 60分(栗の浸水時間は除く)

作り方

  • ①雑穀米は酒と塩を加えて、通常の水加減で炊いておく。
  • ②栗は水に浸し半日〜1日程度おいておく。水を捨て、鍋に栗がかぶるくらいの水を新しく入れたら、火にかける。沸騰したら塩を加え中火で10分、そのあと弱火で30分茹でる。粗熱がとれたら鬼皮と渋皮をむく。
  • ③炊きあがったご飯に栗を加えて軽く混ぜ、5分程度蒸らせば完成。

ワンポイント
栗は冷蔵庫のチルド室で1か月程度追熟すると甘みが増すので、この時期がオススメです。混ぜるだけの簡単調理なので、茹でたさつま芋や豆などでもアレンジできます。



大根と大根菜の梅昆布サラダ

材料(2人分)

大根
5㎝程度(150g)
大根菜
50g
梅干し(今回は塩分4%の減塩タイプ)
1粒
塩昆布
2つまみ(5g)
ごま油
小さじ1
少々
すりごま
少々
おかずDATA1人分
カロリー 塩分 調理時間
47kcal 1.2g 10分

作り方

  • ①大根は皮をむき薄い短冊切りにして塩をなじませ、しんなりしたら水洗いする。大根菜はサッと茹で粗熱を取り2〜3㎝に切る。梅は種を除きたたいておく。
  • ②よく絞った大根と大根菜、梅、塩昆布、ごま油を混ぜ、味がなじんだら完成。すりごまをトッピングしていただく。

ワンポイント
大根のかわりにかぶでも美味しくできます。ビタミンが流失するので、大根菜を茹でるときはサッと仕上げるようにしましょう。

監修者プロフィール

辻 庸子 TSUJI YOKO

管理栄養士
スーパーやフィットネスクラブ等さまざまな食育イベントで講師を務めるほか、文化サロンでの料理教室も実施。美味しくて健康的な料理をテーマに活動している。

ページトップへ