4月：血液サラサラ

医食同源。難しく考えがちな薬膳を身近に手に入る食材で、簡単に一工夫で、楽しく美味しく健康に、をもっとうに作る「家庭のちょこっと薬膳」です。
日常で気になる“未病”をテーマに食材やメニューをご紹介します。

今月は血液をサラサラにするメニューです。
血液循環が悪いと、ドロドロ血・肩こり・脂肪がつきやすい、シミ・クマ・肌荒れの原因にもなります。それらの症状改善が期待できるメニューです。

あじ・いか・たこ・玉ねぎ・黒きくらげ・なす・ピーマン・酢・サフラン・ターメリック・オリーブオイル

あじのマリネ・新玉ねぎ添え

作り方

• ①あじに塩をふりしばらくおく。玉ねぎは薄くスライスし、軽く水（少量）にさらす。
• ②あじから出た水分をキッチンペーパーでふきとりボウルに入れ、粒マスタード・バルサミコ酢・オリーブオイルを加えて和え、塩・コショウで味を調える。ここにバジルをちぎって加える。
• ③器に水気を切った玉ねぎを敷いた上に②を盛り付ける。

あじの油は酸化しやすいので生のメニューのほうがより効率よくいただけます。
新玉ねぎは辛みが少ないので、あまり水にさらさないでもよく、栄養分が逃げません。

いかと春野菜のスープカレー

作り方

• ①洗った米・水・サフラン・塩を炊飯器にセットして３０分浸したら通常通りに炊く。
• ②いかは内臓を取り除いて皮をむき、食べやすい大きさに切る。春キャベツはざく切りにする。スナップエンドウは筋を取って半分に切る。
• ③適当な大きさに切った玉ねぎ・にんじん・じゃがいも（皮はむく）と水をミキサーにかける。
• ④鍋に③・ブイヨン・バジルを入れて火にかけ、あくを取りながら煮る。しっとりととろみが出たらカレー粉・ケチャップを加えてなじませ、いか・キャベツ・スナップエンドウの順に加え、塩・コショウで味を調えたら器に盛る。
• ⑤①のサフランライスを皿に盛り④を添える。

カレールーを使わずノンオイルでヘルシーに仕上げます。お好みでオリーブオイルをかけると美味しくいただけます。