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1月:冷え症

冬の厳しい寒さが続きますが、冷え症で悩んでいる方にとってこの時期は特につらいものです。「冷えは万病のもと」といわれています。健康でいるために、体を冷やさない食材を使って冷え症対策を万全にしましょう。
今月は体を芯から温めてくれるメニューをご紹介します。

薬膳食材
干し海老、くるみ…体を温め、足腰の冷えの痛みを解消します
黒ゴマ…冷えの原因となる腎機能の低下を抑制します
かぼちゃ、ねぎ、カレー粉…お腹を温め気を補い、消化を促進します
小松菜、サバ…血液を補うとともに、血流をよくして体を温めます



サバの唐揚げ〜和風あんかけ〜

材料(2人前)

サバ(骨なし)
1/2尾
カレー粉
小さじ1/2
小麦粉
大さじ1と1/2
適量
かぼちゃ
80g
白ねぎ
60g(1/2本)

《A》

醤油
大さじ1
だし汁
150cc
みりん
大さじ1

片栗粉
大さじ1/2
大さじ1/2
おかずDATA1人分
カロリー 塩分 調理時間
401kcal 1.8g 25分

作り方

  • ①サバは4等分に切りキッチンペーパーで水分を拭きとったら、カレー粉と小麦粉を混ぜたものをまぶしておく。かぼちゃは薄いひと口大に切る。ねぎは白い部分は3㎝の長さに切り、フライパンで焼き目をつけておく。緑の部分は小口切りにする。
  • ②かぼちゃを多めの油で揚げ焼きにして取り出す。サバも同様に揚げ焼きにする。
  • ③鍋にAを入れ煮立て、同量の水で溶いた片栗粉でとろみをつける。サバ、かぼちゃ、ねぎを盛り付け、上からあんと小口切りにしたねぎをかけて完成。

ワンポイント
かぼちゃのカロテンは油と組み合わせると吸収率が上がります。カロリーが気になる方は茹でると栄養素が溶け出してしまうので、蒸すのがよいでしょう。



小松菜と干し海老のおひたし

材料(2人分)

小松菜
100g
えのき
1/2袋
干し桜海老
大さじ1と1/2

《A》

めんつゆ(2倍濃縮)
大さじ1
大さじ1
大さじ1/2

少々
おかずDATA1人分
カロリー 塩分 調理時間
40kcal 0.7g 15分

作り方

  • ①小松菜は塩を加えた熱湯でサッと茹で、3㎝の長さに切る。干し桜海老はフライパンで乾煎りして香りを出しておく。
  • ②えのきは石づきを落とし半分に切ったらAを煮立たせた鍋で煮る。味が染みたら火を止め、よく絞った小松菜と干し桜海老を入れ和えて完成。

ワンポイント
干し海老の香ばしい香りで塩分を抑えたシンプルな一品。物足りない方は醤油を少し足すほかに、薄揚げを加えたり柚子を仕上げに絞ったりしてもよいでしょう。



黒ゴマとくるみの寒天

材料(2人分)

250cc
粉寒天
2g
黒すりごま
大さじ1
ローストくるみ
15g
きなこ
適量
黒蜜
適量
おかずDATA1人分
カロリー 塩分 調理時間
114kcal 0g 45分
(冷やす時間を含める)

作り方

  • ①くるみは細かく砕き、容器に入れておく。鍋に水と粉寒天を入れ火にかけ、沸騰したら弱火で2分ほどしっかり煮溶かす。溶けたら火を止め、黒ゴマを加えて混ぜながら粗熱をとる。
  • ②容器に流し入れ、くるみとともに軽くかき混ぜる。冷蔵庫で冷やし固め(30分程度)、お好みで、きなこと黒蜜をかけて完成。

ワンポイント
粉寒天は見た目ではわかりにくいですが、しっかりと煮溶かしましょう。冷え症対策だけでなく、便秘を改善したい方やダイエット中の方にもおすすめのデザートです。

監修者プロフィール

辻 庸子 TSUJI YOKO

管理栄養士
スーパーやフィットネスクラブ等さまざまな食育イベントで講師を務めるほか、文化サロンでの料理教室も実施。美味しくて健康的な料理をテーマに活動している。

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