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7月:むくみ・ほてり

今月は“むくみ・ほてり”を改善するメニューです。
梅雨から初夏にかけては、水分代謝や体にこもる熱のコントロールができずに体調をくずしたり、猛暑でもないのに熱中症になったりと体調管理が難しい季節です。
食材として、まずは貝類、“あさり”や“はまぐり”は、熱を冷まし、利尿作用にすぐれており、かつ血行促進もしてくれるうれしい食材です。次は豆穀類、“そら豆”“えんどう豆”“さやいんげん”などはむくみをとるのと同時にビタミンや食物繊維も多く、“はとむぎ”はしみ対策にもなり美容にも効果的です。今回のオススメ茶は“コーン茶”です。
暑い夏に向けて身体の調子を整えておきましょう。

薬膳食材
あさり(血虚・水滞) ⇒ 血行促進・水分代謝
エンドウ豆orスナップエンドウ(気虚・水滞) ⇒ むくみ・解毒
さやいんげん(気虚・水滞) ⇒ 暑さや湿気の体調不良
はとむぎ(水滞・気虚) ⇒ むくみ・吹き出物
コーン茶(気虚・水毒) ⇒ むくみ・水分代謝



コーン茶

材料

コーン茶

作り方

  • 沸騰したお湯(2L)にコーン茶(15g・大さじ3)を入れ、中火で5分以上煮出す。
    温かいままでも冷やしても美味しくいただけます。
  • ※最近はコーンのひげ茶のパックが出回っています。こちらも効果抜群です!



あさりとスナップエンドウのパスタ

材料(4人分)

スパゲッティ
400g
あさり
400g
スナップエンドウ
120g
にんにく
1片
唐辛子(輪切り)
適量
白ワイン
100ml
塩・コショウ
適宜(塩はなくてもOK!)
オリーブオイル
大さじ4
おかずDATA1人分
カロリー 塩分 調理時間
561kcal 3.0g 18分
(あさりの砂抜き時間を除く)

作り方

  • ①あさりは砂抜きする。スナップエンドウは筋を取り、斜め半分に切る。にんにくはみじん切りにする。
  • ②鍋に砂抜きしたあさりと白ワインを入れてふたをし火にかけ、あさりの殻が開いたらざるにあげて煮汁と分ける。
  • ③スパゲッティを表示より1分短めにゆでる(塩分1%程度の熱湯)。
  • ④深めのフライパンにオリーブオイルとにんにくを入れて火にかけ香りがしてきたら唐辛子・あさりの煮汁(全量)・パスタのゆで汁(100ml)・スナップエンドウを加えて白濁する程度にしっかりと混ぜる。ここに③とあさりを加えてからめ、塩・コショウで味を調える。

ワンポイント
オリーブオイルとパスタのゆで汁をしっかりと混ぜ合わせてソース状にしてからパスタとからめるのがポイント!



夏野菜とはと麦の具だくさんスープ

材料(4人分)

はと麦
100g
さやいんげん
100g
トマト
1個(大)
玉ねぎ
1/2個
生姜(すりおろし)
小さじ1
800cc(調整する)
ガラスープ(顆粒)
小さじ2
適量(ひとつまみ程度)

おかずDATA1人分
カロリー 塩分 調理時間
124.1kcal 0.8g 22分
(はと麦の戻し時間を除く)

作り方

  • ①はと麦を水で戻す(3時間程度)。さやいんげんは1cm幅・トマトと玉ねぎは1cm角に切る。
  • ②鍋に①のはと麦と戻し汁を入れて火にかけ、沸騰したら軟らかくなるまで弱火で20分程度煮る。
  • ③②にガラスープ・玉ねぎを加えて煮込み、玉ねぎが透き通ってきたらさやいんげん・トマト・生姜を加えてひと煮立ちさせ、塩で味を調える。

ワンポイント
はと麦の戻し汁もそのまま使い、栄養・とろみ・旨みを逃がしません。
生姜でアクセントを加えることで塩分を減らせます!

監修者プロフィール

岡林 香代子 OKABAYASHI KAYOKO

フードコーディネーター
テレビ番組や食品メーカーのリーフレットなどで活躍するフードコーディネーター&料理研究家。簡単に作れてヘルシーなおかずがいっぱいのお弁当レシピを紹介します!

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