新しい家族防災Disaster

12DECEMBER

地震に強い家づくり

タダシ
おもしろグッズ大好き会社員。最近は防災グッズにハマっている。
タダシイラスト
カナエ
タダシの妻。スーパーでパートをしている。しっかり者で、好きな言葉は節約。
カナエイラスト
マモル
2人の子ども。小学1年生。ちょっと怖がりで、お菓子が大好き。
マモルイラスト

いろいろな地震対策があるなかで、一番大切なのは「家の耐震補強」だと、ボクは思う。

たしかに。防災って備蓄とかに目がいきがちだけれど、家がつぶれたら命の危機よね。

1981年以前に建てられた家は、大きな地震で倒壊する恐れがあるんだ(※)。それ以降に建てた家でも、建物の構造や劣化など気になることがあれば「家の耐震診断」を受けてほしい。

費用は高いの?

簡易的な耐震診断は、無料~数千円でしてもらえる自治体が多いよ。

それなら気軽にできるわね。

診断の結果、必要であればさらに専門的な耐震診断や、耐震補強をするんだ。費用はかかるけど、自治体から補助が出る場合が多いから、ホームページや窓口で確認してみよう。

家の中を地震から守る

次に家の中のチェックをしてみよう。地震で「死なない・ケガしない」ためには「家具の転倒や落下防止」「ガラスの飛散対策」をしておく必要がある。

「地震のときは家具が凶器になる」って聞くものね。

ちょっと手間をかけるだけで被害は軽くなるから、必ず対策をしておこう。

家具を固定する器具にどんなものがあるか。イラストで紹介しよう。

これだけやれば安心ね。

あとは、基本的なことだけれど「家具が転倒して避難路をふさぐような配置にしない」とか「廊下や寝室にはできるだけ物を置かない」なども大切だ。子どもの部屋や寝室もチェックしよう!

それなら、もっと基本的なことがあるわ。

えっ!なに?なに?

「物を増やさないこと」「物を出しっぱなしにしないこと」よ。

ぼく、ちゃんと部屋の片づけするからね。

マモル、ありがとう。あなたもお願いね。おもしろそうなグッズがあれば、すぐに買ってきちゃうし、使ったものは片づけないし……

うう、雲行きが怪しくなってきた(汗)。じゃあ、今月はこのへんで!

※1981年5月31日まで適用されていた地震に耐える構造の基準は、「旧耐震基準」と呼ばれ、震度5強レベルの揺れでも建物が倒壊せず、仮に建物が破損したとしても、補修することで生活が可能と設定されている。同年6月1日から適用された「新耐震基準」では、震度6強レベル~震度7レベルの揺れでも、建物が倒壊しないような構造基準が設定されている。

天野 勢津子
監修者プロフィール

天野 勢津子 AMANO SETSUKO

防災士、イラストライター。阪神淡路大震災で被災。わかりやすい文章と温かみのあるイラストで、防災の大切さやノウハウを伝えている。著書に『イラスト・図解でまるっとわかる! 家族でそなえる防災・被災ハンドブック』(イーストプレス)などがある。

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