4月:なぜ温泉は体にいいの?
「温泉は体にいい!」のは知っているけれど具体的になぜいいの?今回はそんな疑問をまるごと解説。温泉パワーの秘密をさぐります。
温泉がカラダにいいワケ
温泉が体にいいのは「入浴による効果」と「温泉の成分」のWパワーのおかげです。その内容は5つに大別されます。
入浴効果は家風呂でも実感できますが、温泉ではさらに高い効果がのぞめます。
例をあげると
◎湯に溶け込んだ成分によって、体があたたまりやすく湯冷めしにくい
◎深い湯船につかることで“第2の心臓”ふくらはぎの働きが活発になる
◎手足をのばして広い湯船に入ると、リラックス効果がさらに高まる
家風呂も上手に利用しながら、温泉での定期的な「心身のメンテナンス」がおススメです。
健康・美容・運動に!
注目度大の「ヒートショックプロテイン(HSP)」
温熱効果にからんで注目度大なのがヒートショックプロテイン(HSP)というタンパク質。人が病気やストレスで調子を崩したとき、体内では細胞が傷ついて正常な働きができなくなっています。この傷ついた細胞を修復して元に戻してくれるのがHSPです。免疫機能を高めるのはもちろん、しわ・しみの予防など美容にも力を発揮、運動能力も向上するという万能選手。楽しく増やす秘訣は「温泉で体をあたためる」ことです。
HSPは入浴の2日後にもっとも活性化します。そのため、試合の2日前にHSP入浴を行うスポーツ選手もいるほど。体だけでなく心のストレスにも力を発揮するので、プレゼンや試験などの2日前に実践してみましょう。
温泉を五感で楽しむ
五感をフルに使って温泉を楽しむことで、温泉のもつ多くの力が体全体にいきわたります。
温泉のもつ力は一言ではいいあらわせません。さまざまな要素が複雑に絡み合って作用し、わたしたちの体と心を元気にしてくれるのです。