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10月:食欲の秋対策エクササイズ

秋は食欲が増し、太りやすい季節。おいしく食べつつ太らないようにするためには、「摂取エネルギー>消費エネルギー」の状態がつづかないように、消費エネルギーを増やす必要があります。食べすぎたらその分、体を動かすことを心がけて、食欲の秋太りを防ぎましょう。

食べたものが脂肪になる前に体を動かそう

「太る」というのは摂取エネルギーが消費エネルギーより多く、余ったエネルギーが脂肪として体内に蓄積されること。余ったエネルギーが脂肪になるまでには数日かかるため、食べすぎた翌日から2日間ぐらい、食べすぎた分、体を動かせば太るのを防ぐことができます。
食べすぎた分、摂取エネルギーを減らすという手もありますが、食べる量を極端に減らすのはNG。筋肉が減って消費エネルギーの大半を占める基礎代謝量が低下し、太りやすい体になってしまいます。そのため、栄養バランスのよい食事を軽めに食べつつ体を動かして、消費エネルギーを増やすことが大切です。

食欲の秋対策エクササイズ

食べすぎた分、体を動かすためには、よく食べるものがどれくらいのカロリー量で、それを消費するためにはどれくらいの運動が必要かを知っておく必要があります。そこで、約100kcal、約200kcal、約300kcalの食べものの例と、それを消費するエクササイズを紹介します。

注意事項

●運動不足の人が急に激しい運動を行うとケガや故障をまねきます。運動メニューは一例ですので、これを参考にムリなくできる運動を、ムリなくできる範囲で行いましょう。

●運動による消費エネルギーは体重によって変わるため、50kgと70kgの場合で計算しており、小数点以下を四捨五入しています。消費エネルギー(kcal)=1.05×メッツ(運動強度)×時間(時)×体重(kg)

※各運動のメッツ数は、独立行政法人国立健康・栄養研究所の「身体活動のメッツ(METs)表」より抜粋

●食べもののカロリーは「日本食品標準成分表2015」に基づいたもので、小数点以下を四捨五入しています。作り方や材料によってカロリーは変わります。


■100kcal


■200kcal


■300kcal


スクワット5分(15回×3セット/インターバル30秒)

  • ①足を肩幅に開いて立ち、両手を胸の前で交差させる。
  • ②腰を反らさないようにしながら、椅子に座るようにして3〜4秒かけてゆっくり腰を落とし、3〜4秒かけて①の姿勢に戻す。ひざはつま先と同じ方向に曲げ、つま先より前にでないように。


腹筋5分(15回×3セット/インターバル30秒)

  • ①あお向けに寝てひざを立て、両手を胸の前で交差させる。頭は床につけず、少し浮かせる。
  • ②おなかを丸めるイメージで3〜4秒かけて上体を起こし、3〜4秒かけて①の姿勢に戻す。


早歩き(平地95〜100m/分)


その場ランニング



監修者プロフィール

今井 真紀 IMAI MAKI

フリーフィットネスインストラクター。スポーツセンターなどを中心に活動。心と身体は同じという思いから、ヨガやノルディックウォーキングなど、自然に心と身体が沿うようなフィットネスを、それぞれの人に合わせて指導している。

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