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4月:スッキリお目覚めエクササイズ

朝起きたとき疲れが残っていると、「今日も1日がんばるぞ」という前向きな気持ちになれないものです。目覚めのスッキリ感は睡眠の質や時間よるところが大きいですが、ストレッチなどをすることも効果的です。朝、ふとんの上でスッキリお目覚めエクササイズを行って、1日を元気にスタートさせましょう。

スッキリのカギは「体を伸ばすこと」

眠っているときは体温が下がるため、朝起きたときは血行が悪く、頭がボーっとして筋肉がこわばっています。そのため、朝起きたとき体を伸ばして全身の血流をよくしなければ、なかなか体と頭がスッキリと目覚めてくれません。
朝食を食べることも有効です。朝、食欲がない人はバナナや野菜ジュースなどでもOK。脳にエネルギーが補給されて働きが活発になり、内臓も目覚めて体が活動モードに切り替わります。
朝の過ごし方は、1日のパフォーマンスに影響を与えます。少しだけ早起きして、朝を有効に活用しましょう。

スッキリお目覚めエクササイズ

朝起きたとき、布団の上でできるエクササイズ。①~⑥まですべて行っても2~3分です。

①全身伸ばし
全身を気持ちよく伸ばして、眠っているあいだにこわばった体をほぐしましょう。

あお向けになって両手を頭の上で組む。息を吸いながらグーッと伸びをし、腕を少しだけ左右に振る。これを2〜3回くり返す。


②グーパー体操
手や足を動かして末梢の血流をよくしましょう。
脳に刺激を与える効果もあります。

あお向けのまま、手と足でゆっくり「グー」「パー」をくり返す。しっかりと握り、しっかりと開く。10回ぐらいを目安に。


③腰のストレッチ
腰は眠っているあいだに固くなりやすく、疲れが残りやすい部位。徐々に伸ばしましょう。

あお向けのまま両ひざを立て、ひざをそろえた状態で横に倒して10秒ほど保つ。目線はひざと逆のほうへ。反対側にも同様に倒す。呼吸は自然に。


④股関節のストレッチ
眠っているあいだに縮こまりやすい股関節を伸ばしましょう。お尻と太もも裏もほぐれます。

あお向けのまま、両手で片方のひざを抱えて胸に引き寄せ、10秒ほど保つ。腰は反らないように。反対側の足でも同様に行う。呼吸は自然に。


⑤背中〜首のストレッチ
眠っているとき猫背になりがちな背中を伸ばしましょう。首がほぐれると気持ちがスッキリします。

四つんばいになり、息を吐きながら頭を両腕の中に入れ、おへそを見るようにして背中をゆっくり丸める。

息を吸いながら、おなかを突き出すようにして腰から胸をゆっくり反らす。首も反らして天井を見る。これを4〜5回くり返す。


⑥深呼吸
①~⑤のストレッチが終わったらゆっくりと立ち上がり、深呼吸をしながら2~3回大きく伸びをしましょう。
いつもより体や頭がスッキリしているのを実感できるはずです。



監修者プロフィール

今井 真紀 IMAI MAKI

フリーフィットネスインストラクター。スポーツセンターなどを中心に活動。心と身体は同じという思いから、ヨガやノルディックウォーキングなど、自然に心と身体が沿うようなフィットネスを、それぞれの人に合わせて指導している。

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