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2021年7月15日
夏バテしやすい生活していませんか?

夏の暑さが続くと疲れが取れず、身体がだるく感じたり、食欲がわかなかったり、いわゆる「夏バテ」の症状が出てしまいます。
熱い夏を元気に過ごすために、夏バテしにくい生活を心がけましょう。

こんな生活していませんか?

□ 夜遅くまで起きている
□ 野菜は1日1食以下
□ 麺類や丼ものが多い
□ 冷たい飲み物を一気に飲む
□ 水やお茶より、コーヒーやジュース類を好む
□ 暑がりなのでクーラーの温度は低めに設定する
□ 日頃から運動をしていない

どれも夏バテを引き起こす原因となります。夏バテをせず、夏を元気に乗り切るためにも生活を見直してみましょう。

夏バテ対策

①質のよい睡眠をとる
睡眠は、暑さによる疲労回復や自律神経を整えるためにも欠かせないものです。睡眠時間を増やすだけでなく、睡眠の質を高めるためにも夜の飲酒やカフェインを控える、湯船に浸かる、ストレッチを行うなどを心がけましょう。

②エアコンで室温を下げ過ぎない
外気との温度差が大きいと自律神経のバランスが崩れてしまいます。冷房の設定は、外気温との差が5℃以下(室温が27~28℃くらいになるように設定)を目安にしましょう。
※エアコンの設定温度を28℃にしても、必ず室温が28℃になるとは限りません。その場合は調整しましょう。

③こまめな水分補給
人間は1日に2.5Lもの水分を失うといわれていますが、軽い脱水状態のときは喉の渇きを感じることができません。喉が渇く前に少しずつ飲むことが大切です。一度に多量に飲むことは体に負荷をかけてしまいますので、気をつけましょう。
1日に1.2L(約コップ6杯分)の水を飲むようにしましょう。
アルコールやコーヒーなどは利尿作用があり、体内の水分を排出しやすくするため、飲み過ぎには注意が必要です。
また、冷たい飲み物ばかり飲んでいると、胃腸が冷え、消化機能が低下してしまいます。

④体力をつける
暑い夏を乗り越えるためには体力が必要です。
とくに自粛生活で体を動かすことが減ってしまった方は、体力が低下している可能性があります。涼しい時間帯に軽いウォーキングや室内で筋トレなどを少しずつ始めてみましょう。

⑤タンパク質、ビタミン、ミネラルの摂取を意識する
汗をかくと、体内から水分だけでなくミネラルも奪われてしまいます。
また、夏場はそうめんや冷麺など、糖質に偏った食事が増えてしまう傾向にあるため、肉や魚、野菜、きのこ、海藻類などを意識して毎食摂取するようにしましょう。

夏バテ予防に効く栄養素

①タンパク質
血液や筋肉など、身体の基本を作る栄養素。不足することで免疫低下を引き起こします。
肉類、魚類、卵、大豆製品に含まれます。

②ビタミンB1
糖質をエネルギーに変えてくれるビタミン。
玄米、豚ヒレ肉、レバー、豆腐、ホウレンソウなどに多く含まれます。

③アリシン
ビタミンB1といっしょに摂取することで吸収率を高めてくれます。
玉ネギ、ネギ、ニラ、ニンニクなどに多く含まれます。

④ビタミンC
ストレス軽減に関わるビタミン。ビタミンCは体内で合成されないため、食事から摂取する必要があります。
パプリカ、ジャガイモ、キウイ、ブロッコリーなどに多く含まれます。

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