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2021年5月17日
五月病予防

この春、新しく部署が変わったり、転職、転勤があったり、生活に変化があった方も多いのではないでしょうか。新しい環境に適応するためには、身体的にも精神的にも思っている以上に負荷がかかっているものです。1カ月ほど経った5月ごろ、緊張感も和らぐタイミングに五月病の症状がでやすいといわれています。また、最近では6月にも同様の症状がでる方が増えています。
責任感が強い、完璧主義、周りに気をつかいすぎる人はとくに注意が必要です。

五月病の症状

精神的な症状
●不安、イライラ
●無気力、やる気の低下

身体的症状
●食欲不振、吐き気
●頭重感、めまい、腰痛、肩こり
●不眠、途中で目が覚める、眠りが浅い、寝つきが悪い

その他
●判断力の低下、集中力の低下

五月病を予防するためには

①セロトニンを増やす
セロトニンは「幸せホルモン」とも呼ばれている神経伝達物質です。日光を浴びたり、トリプトファンという栄養素を摂取することでも生成されやすくなります。トリプトファンを含む食品としては、乳製品(牛乳やチーズ)、大豆製品(納豆や豆腐)、バナナなどがあります。
また、適度な運動をすることによっても増えることがわかっています。

②少ない時間でも休息をとる
仕事の合間に背伸びをしたり、夜はお風呂に浸かるなど、短い時間でもよいのでリラックスできる時間をつくることが大切です。

③生活リズムを整える
バランスのよい食事を心がけ、睡眠の質を上げましょう。また、お酒の飲みすぎにも注意しましょう。少量のアルコールはリラックス効果が期待されますが、多量になると強い抑うつや不安を引き起こしたり、睡眠の質を下げてしまうことにつながります。

④悩みをためこまない
悩んでいることがあれば、相談したり、人とコミュニケーションをとることも必要です。周りに相談することが難しい方は、ノートに書くなど言語化することで、整理ができ、解決方法を導きだせるかもしれません。

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