- ホーム
- 姿勢を整えて不調解消
- 2月:悪い姿勢で起こりやすいストレートネックを予防・改善
姿勢を整えて不調解消
悪い姿勢で起こりやすい
ストレートネックを予防・改善
今回は、ストレートネックを取り上げます。毎日の生活にスマホが欠かせなくなったことで、ストレートネックになる人が増えています。悪化するとさまざま症状をまねくため、軽視は禁物です。
うつむきの姿勢がストレートネックの引き金に
首の骨(頸椎)は本来、約4~6kgある頭を支えるためにゆるやかにカーブしています。ストレートネックはこのカーブがなくなり、頸椎がまっすぐになった状態です。
おもな要因は、頭が前に突き出たうつむきの姿勢で長時間スマホを使うこと。頭の重さで首の筋肉や頸椎関節が疲弊し、ストレートネックに発展します。すると、重い頭を支える首や肩にこりや痛みが生じるほか、首を通る神経が圧迫されて頭痛やめまい、手のしびれなどが生じることもあります。
スマホはできるだけ目の高さで見るとともに、ストレートネック対策を心がけましょう。
ストレートネックを予防・改善するエクササイズ
うつむきの姿勢によってこり固まった首の筋肉をほぐしましょう。首の前の胸鎖乳突筋(きょうさにゅうとつきん)を伸ばし、首の後ろの板状筋(ばんじょうきん)や僧帽筋(そうぼうきん)をゆるめます。また、頸椎関節は柔らかいため、頸椎のカーブを正常な状態に戻すエクササイズを繰り返すことで、頸椎を整えることが可能です。