検査数値が“やや高め”でも重なると危険
高血圧や糖尿病、脂質異常症などの生活習慣病は血管にダメージを与える病気です。たとえ検査数値が「やや高め」程度でも、血管にダメージが起きます。軽度でも異常が複数ある状態が続くと血管へのダメージが重積して加速し、動脈硬化が進行します。
また、おなかまわりに内臓脂肪がついてくると脂肪細胞から血管に炎症を起こす悪玉のアディポサイトカイン(生理活性物質)が多く分泌され、血管を守る善玉のアディポサイトカインの分泌が減り、血管が傷つきやすくなります。悪玉のアディポサイトカインは血糖値や血圧、中性脂肪値などの上昇も引き起こします。
そのため、まだ病気と診断されるほどではなくても内臓脂肪の増加と血糖や血圧、脂質の異常が重なると動脈硬化が進行しやすくなり、虚血性心疾患や脳血管障害などの重大な病気のリスクが高まります。
研究では、肥満・高血圧・高血糖・脂質異常が1つもない場合に比べ、3〜4つ重なると約36倍も心臓病の発症リスクが高まると報告されています。

(肥満・高血圧・高血糖・脂質異常)





