体を動かす

座り時間を味方に!プレピラティス<第4回>
股関節・背骨編

座り時間を味方に!プレピラティス<第4回>股関節・背骨編

通勤中や仕事中、自宅にいるとき…気づいたら1日のほとんどを座って過ごしていた、なんてことはありませんか?座り続けていると、姿勢の悪化や筋肉のこり、さらに心身の不調を招く可能性があります。こわばってしまった心と体は「プレピラティス」でほぐしましょう。第4回は、硬くなりがちな股関節から背骨までを緩める動きを紹介します。

背骨について

背骨は、体を支えたり、立つ・座る・歩くといった動作を可能にしたりする役割に加え、肋骨とともに内臓を守り、脊髄などの重要な神経を保護するはたらきも担っています。 背骨の周囲には多くの筋肉が存在しますが、姿勢や歩き方のくせ、重心の偏り、運動不足などによって筋肉が硬くなると、背骨のバランスが崩れてしまいます。たとえば、長時間のデスクワークで前かがみの姿勢が続くと、血行不良や肩こり、腰痛、手足のしびれ、体型の変化(下腹が出るなど)を引き起こす場合があります。

さらに、背骨の周りには自律神経が集中しているため、背中の筋肉が凝り固まると「疲れやすい」「眠れない」といった不調につながります。また、背中が硬くなると肋骨の動きも制限され、呼吸が浅くなる原因にもなります。このように、背骨のバランスの乱れは心身のさまざまな不調を引き起こします。

股関節について

股関節は、「体重を支える」「日常生活の多角的な動作をサポートする」「地面からの衝撃を和らげて体への負担を減らす」といった役割をもち、歩く・立つ・階段を昇り降りするといった基本的な動きも、股関節が正常に動くからこそ可能になります。

しかし、加齢や運動不足、長時間同じ姿勢を続ける現代的なライフスタイルによって、股関節やその周辺の筋肉は硬くなりやすい傾向があります。

股関節の硬さを放置すると可動域がさらに狭まり、血行不良や動作の制限を招いて、今までどおりの生活を送ることが難しくなるおそれもあります。

心身の健康を保つためにも、仕事や家事の合間に短時間の運動を取り入れましょう。動画を見ながらしっかり動かし、背骨や股関節を柔軟に保つ習慣をつけることが大切です。

プレピラティスで
股関節から背骨までを緩めよう

INFORMATION

監修者 西田 清美
ピラティスインストラクターで「スタジオインナーブレス」主宰。指導者として20年間に延べ2万人以上の体と向き合う。
解剖学を土台に「知る・感じる・動く」の3ステップで、自分の体を少しずつ理解していくレッスンを行う。「体はわかると面白い」と感じられる指導を大切にしている。
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