体を動かす

座り時間を味方に!プレピラティス<第1回>
坐骨編

体を感じるプレピラティス<第1回>坐骨編

通勤中や仕事中、自宅にいるとき…気づいたら1日のほとんどを座って過ごしていた、なんてことはありませんか?座り続けていると、姿勢の悪化や筋肉のこり、さらに心身の不調を招く可能性があります。こわばってしまった心と体は「プレピラティス」でほぐしましょう。第1回は正しい姿勢をとるための基礎となる「坐骨」を意識した動きをご紹介します。

動かすことで体を感じる「プレピラティス」とは?

最近よく耳にする「ピラティス」は全身を使って動くことで体を整えていくエクササイズです。一方、「プレピラティス」は、ピラティスの精度を高め、あらゆる動きの土台となる感覚を育てる基礎エクササイズです。

小さな力で関節を動かすため、大きな動きや力強い動きでは見過ごしてしまうような力みやクセに気づき、よりよい動きへと自分自身で変えていけるのが特徴です。プレピラティスを通して美しい姿勢や機能的な動きを身につけ、自分で体を整える力を育てることが、これからの健やかな日々を支えてくれます。

全6回のシリーズでは、自分の体のクセや使い方を探り、少しずつ整えていきます。動きはどれも小さくシンプルですが、体の内側へ意識を向けることで、いつもより動きやすくなったり、体が軽く感じられたりといった変化に気づくはずです。
体と心に向き合う時間として、気軽に取り組んでみてください。

プレピラティスのメリット
  • 体の不調(可動域が狭くなった、痛みがあるなど)にいち早く気づき、悪化する前に対処できる
  • 短い時間でも体の内側に意識を向けると、リラックス・リフレッシュできる
  • 仕事や家事の合間に行うことで、頭の切り替えになる
  • コア(体幹)が安定するため、立ったとき・座ったときの姿勢が改善される

「坐骨」について

正しい座り方のポイントは坐骨にあります。坐骨とは、上半身と下半身をつなぐ骨盤の一番下にある骨で、座ったときに少し出っ張るため椅子に当たります。わかりにくい場合は、座りながらお尻を前後に動かしてみましょう。ゴリゴリとする部分が坐骨です。坐骨をしなやかに動かせると体幹の筋肉をバランスよく使えるようになり、正しい姿勢で座れるようになります。

坐骨を感じるプレピラティス

動画を見ながら動いてみましょう。

やりにくいと感じる方

クッションを両ひざで挟むと、脚が固定されるため動きが安定します。

NG例

大きく動かそうとすると、上半身の姿勢が崩れてしまいます。
上半身は安定させたままで、下半身(とくに坐骨・骨盤)を動かすことを意識しましょう。

INFORMATION

監修者 西田 清美
ピラティスインストラクターで「スタジオインナーブレス」主宰。指導者として20年間に延べ2万人以上の体と向き合う。
解剖学を土台に「知る・感じる・動く」の3ステップで、自分の体を少しずつ理解していくレッスンを行う。「体はわかると面白い」と感じられる指導を大切にしている。
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