食事は日々の楽しみのひとつ。そのとき食べたい料理を選んでもよいのですが、好きなものや手軽に食べられるものばかり選んでいると栄養バランスが偏り、健康に影響を及ぼす可能性があります。外食をするときは健康に配慮して料理を選ぶことを心がけましょう。
外食メニューの落とし穴
外食で出される料理は満足感が得られるよう、「量が多い」「油を多く使っている」「味が濃い」などの工夫がされています。量の多さや油の多さは摂取カロリーのとりすぎにつながります。また、「野菜が少ない」傾向もあり、外食は栄養バランスが偏りがちです。こうしたことを気にせずにメニューを選んでいると肥満や生活習慣病のリスクが高まります。
とくにごはんなどの主食や、肉がメインの主菜は量が多い傾向にある。
揚げ物や炒め物、油がベースの調味料で味つけしたものが多い。
「味が濃い=塩分が多い」ので、塩分のとりすぎにつながりやすい。
野菜の量や種類が少なく、ビタミンやミネラルが不足しやすい。
外食メニューを選ぶポイント
「栄養バランスがとれているか」「量が多すぎないか」「油が多すぎないか」がポイントになります。バランスよく食べるのがむずかしいときは、そのあとの食事で足りないものを補うとよいでしょう。塩分は食べ方を工夫することでとりすぎないようにしましょう。
主食・主菜・副菜を組み合わせる
「主食・主菜・副菜」を組み合わせると栄養バランスがよくなる。とくに「ラーメンとチャーハン」のようなダブル炭水化物は栄養バランスが悪いため、主菜と副菜がとれる定食がおすすめ。また、丼物やめん類なども炭水化物がメインになるため、具だくさんのメニューを選んだり、副菜などを足す。
組み合わせの例
量が多すぎるときは思い切って残す
とくに丼物などのごはんは量が多い傾向にあるため、あらかじめ「並盛り」などと伝えるか、多すぎるときは思い切って残す。
- 成人男性:150~200g
- 成人女性:100~150g
油や塩分をとりすぎない工夫をする
油の使用量が少ない調理法や味つけを選ぶ。また、外食でも塩分をとりすぎない工夫をする。
揚げるより、焼く・茹でるなどの料理を選ぶ
油の多い調味料
- マヨネーズ
- タルタルソース
- バターソース
- クリーム系ソース
- フレンチドレッシング
油の少ない調味料
- 塩・こしょう
- ポン酢
- しょうゆ
- ノンオイルドレッシング
- 酢
塩分をとりすぎないコツ
- 外食は味が濃いため、調味料を足さない。物足りないときはこしょうなどのスパイスや酢、レモンなどを足す。
- 塩分の多い漬物やめん類の汁は残す。
- 生野菜を1品足す(ドレッシングは控えめで)。生野菜に多いカリウムが体内の余分な塩分の排出を促す。