お菓子などの間食は、あわただしい日常の中でホッとひと息つく時間になったり、自分へのご褒美になったり、小腹を満たしてもうひとがんばりする力になります。そのため、間食そのものは悪いものではなく、生活の質を支える役割がありますが、とりすぎは健康に悪影響を及ぼします。間食とうまくつき合っていきましょう。
間食のとりすぎはなぜよくない?
間食として食べることの多い菓子類は糖質や脂質が多く、ビタミンやミネラルが少ない傾向があります。そのため、間食をとりすぎるとカロリーオーバーになり、栄養バランスも偏るため太りやすくなります。また、夜遅い間食は体脂肪として蓄積されやすく、食事のリズムも乱れやすくなります。
1日3食に加えて間食をとりすぎると、摂取カロリーが消費カロリーを上回ってカロリーオーバーになる。
間食のとりすぎで食事の量が減ると糖質や脂質の摂取が過剰になり、ビタミン・ミネラルが不足する。
夜遅い時間にお菓子を食べると、翌朝、食欲が減退し朝食を欠食しやすくなり、規則正しい食事のリズムが乱れる。
実際、習慣的に高カロリーな間食をとる人は、間食をとらない人より肥満や内臓脂肪型肥満になりやすいことがわかっています。
- 出典:
- Nutrients. 2020;12:3160
間食とうまくつき合う3つのルール
間食は悪いものではありませんが、栄養バランスのよい食事を1日3食規則正しく食べたうえで、必要であれば適切にとることが大切です。間食を適切にとるために「量」「質」「タイミング」の3つのルールをおさえておきましょう。
量
1日200kcal以下にする
1日200kcalには甘い飲み物も含まれます。間食をするときはできるだけ栄養成分表示でカロリーを確認しましょう。
- 出典:
- 日本食品標準成分表(八訂)増補2023年
- 菓子類を買い置きしない
- 食べるときはお皿に取り分けるなど量を決めてから食べる
- 味わってゆっくり食べる
質
不足しがちな栄養素が補える間食を選ぶ
ときにはビタミンやミネラル、食物繊維、たんぱく質など不足しやすい栄養素が補える間食を選びましょう。
タイミング
15時ごろまでに食べる
15時ごろまでなら間食でとった糖質や脂質が体脂肪として蓄積されにくい。
残業などで夕食の時間が遅くなるとき
夕食の時間が遅くなる場合は、夕方におにぎりやサンドイッチなどの炭水化物の間食をとり、帰宅後、主菜や副菜のおかずをとりましょう。夕食の食べすぎによる肥満を防ぐことに役立ちます。