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発酵食品を楽しむ味噌を作ってみよう

発酵食品を楽しむ 味噌を作ってみよう

日本の食卓に欠かせない味噌は、伝統的な発酵食品として古くから食べられています。豊富に栄養が含まれており、さまざまな健康効果が認められているため、免疫が落ちてくるこの季節にぴったり。今回は、味噌を自宅で簡単に作る方法を紹介します。

味噌の健康効果

味噌には栄養が豊富に含まれており、日常的に食べると健康保持・増進がかなうことから、古くから「味噌は医者いらず」と言われています。このことわざのとおり、さまざまな健康効果があるので、毎日の食事に取り入れてみましょう!

健康効果

  • 腸内環境を整える

発酵食品である味噌には乳酸菌や酵母菌が含まれており、腸内の善玉菌を増やして腸内フローラを改善します。

  • 免疫力の向上

味噌に含まれる発酵由来の成分により腸の動きが活性化され、免疫力がアップします。

  • 生活習慣病予防

味噌に含まれるレシチンや大豆イソフラボンは、コレステロールを抑制する働きがあり、動脈硬化や高血圧を予防します。

  • 骨粗しょう症予防

大豆由来のカルシウムやイソフラボンは骨の健康維持に寄与するため、骨粗しょう症予防に効果があります。

  • 美肌効果

味噌に多く含まれるビタミンB群やアミノ酸などが肌の新陳代謝を促進。また、抗酸化作用を持つ成分も含まれており、老化予防にも効果があります。

  • リラックス効果・ストレス軽減

リラックス効果やストレス軽減作用のある成分「GABA」が含まれています。

家庭で簡単!味噌の作り方

材料(2kg分)
  • 大豆
    500g
  • 米麹
    725g
  • 塩
    235g
  • 酒粕
    適量(味噌容器の口をすべて覆う分量)
必要な道具

ボウル
大きめの鍋

ザル
チャック付きポリ袋または厚めのビニール(大豆をすりつぶす用)
熟成容器(プラスチックの食品保存容器、陶器の容器または壺など)
ラップ

作り方

  1. 大豆を水で洗い、一晩たっぷりの水(大豆の3~4倍)に浸ける。
  2. 大きめの鍋に大豆と水(大豆が浸かるくらいの量)を入れ、沸騰するまで強火で煮る。沸騰したら弱火~中火にし、大豆が指でつぶせるくらいまで煮る。

    ポイント

    • 大豆が水面から出ないよう、水を足しながら煮る。あくが出たら、その都度とる。
    • 大豆の煮汁は、⑤で使うため100cc分残しておく。
  3. 大豆をザルにあげて人肌くらいまで冷まし、チャック付きポリ袋や厚めのビニールに入れ、麺棒や手のひらで押しつぶす。
  4. 米麹のかたまりを手で丁寧にほぐし、塩と混ぜ合わせて「塩きり麹」を作る。
  5. ➌と➍を混ぜる。大豆の煮汁約100ccを少しずつ加え、耳たぶほどの柔らかさになるくらいまでよく混ぜ合わせる。
  6. ➎をおにぎり大のボール状に丸め、何回かに分けて容器に詰める。すべて詰めたら、上から手で押して空気を抜く。表面は平らにする。
  7. 表面全体に塩をまき、ラップなどで隙間ができないように覆う。

    ポイント

    ラップをする前に酒粕で表面を覆うと、味噌がよりおいしくなるだけでなく、カビが生えにくくなるのでおすすめです。完成したときにカビがなければ、味噌と混ぜ合わせるとよりおいしくなります。

    • ※酒粕で覆う場合は、表面に塩はまかなくてOK。
  8. 冷暗所で8カ月~1年ねかせて発酵、熟成させる。
    • ※カビが生えてきたら、カビを取り除き、焼酎などのアルコールで消毒をして、新しいラップに交換してください。

具だくさんの味噌汁で
1日の活動スイッチ・オン!

味噌汁は手軽にたんぱく質がとれ、体が温まるため朝にとるのがおすすめです。また、野菜などを入れて具だくさんにすれば、忙しい朝でもたっぷり栄養をとることができます。明日から朝の味噌汁習慣を始めてみませんか。

冬におすすめ!味噌汁レシピ

材料(2人分)
  • ごぼう
    1/4本
  • 油揚げ
    1/4枚
  • 大根
    3cm
  • にんじん
    1/4本
  • 刻みねぎ
    適量
  • だし
    400cc
  • 味噌
    大さじ2
  • ごま油
    小さじ1強

作り方

  1. ごぼうはささがきにし、さっと水に浸け、ざるにあげておく。油揚げは1.5cm角に切る。大根、にんじんは4mmの厚さでいちょう切りにする。
  2. 鍋にごま油をしき、ごぼうを炒める。よい香りがしてきたら、にんじん、大根を加えて炒め合わせる。
  3. 全体に油がいきわたったら、だしを加え、油揚げを入れ、野菜が柔らかくなるまで煮る。
  4. 火を止めて味噌を溶き入れ、刻みねぎを加えてできあがり。

INFORMATION

監修 森智恵子
だし料理研究家。国内外でだしと発酵の魅力を伝える活動を行う。素材を追求した体にも心にもやさしい日本料理の普及に向け、味噌づくりやぬか漬けづくりなどのワークショップを開催。

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