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災害に備えよう!防災時に役立つ
風呂敷の活用術

災害に備えよう!防災時に役立つ風呂敷の活用術

関東大震災発生日の9月1日は防災の日です。地震や台風などの自然災害はいつ起こるか予測できず、私たちの想像を超える力で襲ってきます。とくに9月は、台風や大雨による土砂崩れ・河川の氾濫などの災害が多い時期。日頃から防災対策をしておくことが大切です。
今月は、防災グッズとして注目を集めている「風呂敷」の活用術を、京都の風呂敷専門店「むす美」の山田悦子さんに教えていただきました。

風呂敷の豆知識
大きさや素材について

あらゆる形のモノを自在に包み、何度も繰り返し使える「風呂敷」は、包装紙やレジ袋などのゴミによる環境問題の対策として世界中で注目されています。シンプルな四角い布は、贈り物を包むだけでなく、トートバッグやインテリアの装飾など、生活のあらゆるシーンで活躍し、防災時にも非常に役立ちます。モノを運ぶ用途として作られている風呂敷はとても頑丈で、結び方によってさまざまな使い方ができます。また、軽量で小さく畳めるので、非常用持ち出し袋の中に入れておいてもかさばることはありません。
災害時に役立つ風呂敷の結び方と、普段の暮らしに便利な活用術を紹介します。いざというときに備えて普段から風呂敷を持ち歩き、使い慣れておきましょう。

風呂敷のサイズ

風呂敷は、お弁当包みに使える小さいサイズから、大きな道具を包んだり運んだりするのに適した大きなサイズまであります。防災用には汎用性が高い約90~120cmがおすすめです。

風呂敷の用途と大きさの目安

風呂敷の素材

風呂敷の素材には正絹、綿、ポリエステル、レーヨン、麻、ウールーなどがあります。災害時におすすめは、軽くて丈夫なポリエステル素材。撥水加工を施した風呂敷なら水や汚れを弾くので、 雨対策や簡易のバケツ代わりに水を運ぶこともできます。

覚えておきたい
風呂敷の結び方と防災時の活用術

基本の結び「真結び」と「ひとつ結び」

真結び

「真結び」がしっかりできれば、風呂敷がほどけることはなく、安心してモノを持ち運べます。結び方を間違えて「縦結び」になってしまうと、結び目は緩みやすく、かつ解きにくくなります。いざというときに真結びができるように結び方を覚えておきましょう。

ひとつ結び

ひとつ結びは、風呂敷の角を単独で結びます。真結びと併用すると風呂敷を活用するバリエーションが広がります。

防災時に役立つ活用術

リュック

災害時に荷物を持って移動するときに、両手が使えて動きやすいリュックに活用できます。風呂敷を広げればシートや目隠し用の小さなカーテンにもなります。

ボレロ

避難場所に十分な暖房がない場合や朝晩の寒いときに、風呂敷をボレロにして羽織れば防寒になります。この結び方は、簡易バケツやエコバッグとしても使えます。

三角巾

腕をケガしたときの応急処置に風呂敷が三角巾になります。結ぶ位置を体に合わせておけば、しっかりと固定できるので安心です。

ほかにも災害時に役立つ12種類の活用法を動画で紹介します。
いざというときのために結び方を練習して、日々暮らしにも風呂敷を活用しませんか。

INFORMATION

山田悦子
京都の風呂敷メーカー山田繊維株式会社・むす美の広報、アートディレクター。風呂敷の魅力を発信し、日本の文化・環境・防災・国際交流などさまざまなテーマでの講習会を開催する。ワークショップやNHKなどのTVメディア、雑誌や書籍などを通して、現代の暮らしに合った風呂敷の活用法やスタイリングを提案するなど幅広く活躍。
著書に『京都の風呂敷屋さんが教える一生使える!ふろしきの結び方・包み方50』(PHP研究所)など多数。
https://www.kyoto-musubi.com/
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