蒸し暑い夏におすすめ
浴衣で作るパンツとスカート
ある日、実家の母が「誰も着ない着物を処分する」と宣言しました。それまでタンスにしまい込んで目にすることもなかった着物を見ると、その繊細な色や柄の美しさに「手放すのは惜しい!」と思いました。そして、好奇心から祖父の着物をほどいてみると、すべてが長方形・幅も同じ布に戻ったのです。また、着物のようにまっすぐ縫うだけで、さまざまな洋服が作れることもわかり、これまでにたくさんの洋服をデザインしてきました。
今回紹介するのは、夏祭りや花火大会などで着る機会が多い浴衣リメイクです。木綿地の浴衣は正絹の着物に比べて縫いやすく、洗濯機で洗えるのでお手入れも簡単。裁縫初心者さんにおすすめです。蒸し暑い日本の夏を快適に過ごせる、涼しげなパンツとスカートを作りましょう。
※紹介するリメイクは、大人用の浴衣1枚からパンツとスカートを各1着作りますが、浴衣のサイズによっては、どちらか1着しか作れない場合があります。前もって寸法を確認しましょう。
浴衣リメイクの準備
- 浴衣をほどき、長方形の布に戻す
浴衣を縫っている糸を糸切りばさみかリッパーで切り、ほどいていきます。浴衣は手縫いなので、ほどくのは意外と簡単です。
袖→衿→おくみの順に身頃からはずしていくと、下図のような長方形の布地になります。
大人用の浴衣の身頃と袖の幅はおおよそ33~38cm、衿とおくみは身頃・袖幅の1/2と決まっています。


- 浴衣をほどいたら、中性洗剤で洗濯して陰干しする
- 浴衣地が乾いたら、アイロンでしわを伸ばしながら、生地をととのえる



















