何でも相談できる身近な存在
かかりつけ医とは
かかりつけ医とは、患者の話をよく聞いて、わかりやすく説明してくれる身近な医師のことです。診療の際に自身の専門領域を超える場合には、地域の医師・医療機関などと連携して的確な診療を提供してくれます。かかりつけ医を持ってれば何かあったときでも安心です。
かかりつけ医は自分で選択でき、信頼できると思った医師であればかかりつけ医になり得ます。また、一人に決める必要はありません。たとえば、内科のかかりつけ医のほかに皮膚科にも通院している場合は、皮膚科の医師もかかりつけ医といえます。
かかりつけ医を持つと、以下のようなメリットがあります。
かかりつけ医を持つメリット
- 病気の早期発見・治療につながる
- 普段の状態をよく知ってくれているかかりつけ医であれば、些細な体調の変化にも気づいてもらいやすいため、病気の予防や早期発見・治療などにつながります。
- 健康について何でも気軽に相談できる
- かかりつけ医がいれば、病気や症状、治療法などについて気軽に相談できます。精密な検査などが必要なときは、健康状態や体質を把握したうえで、専門医療機関への紹介を含めて適切な治療を受けられます。また、家族の健康についても相談しやすいので安心です。
- 医療費の削減になる
- 精密な検査などが必要なときは、かかりつけ医が専門の医療機関を紹介してくれます。紹介状を持たずいきなり大病院に行くと特別料金がかかり、医療費の負担が大きくなります。医療費削減のためにも、ぜひかかりつけ医を持ちましょう。
※出典:「医療提供体制のあり方 日本医師会・四病院団体協議会合同提言」日本医師会・四病院団体協議会(2013年)

かかりつけ医はどうやって見つければいいでしょうか?
まずは自宅や職場など近所の医療機関にかかってみて、不安に思ったことを相談してみましょう。さらに詳しく
こどものインフルエンザがうつったのか、なんとなく調子が悪いです。念のため大きい病院の先生に診てもらったほうが安心ですよね?
大きな病院は、救急患者や専門的な医療を必要とする患者を治療する場所です。健康のことで不安がある場合は、身近なかかりつけ医に相談しましょう。さらに詳しく
この前行った病院の先生がちょっと合わないかも…。別の病院を受診したほうがいいですか?
同じ症状で複数の医療機関を受診すると、そのつど初診料がかかるため、医療費が無駄になります。信頼できるかかりつけ医を見つけて、医療費の無駄をなくしましょう。さらに詳しく
まずは自宅や職場など近所の医療機関にかかってみて、
不安に思ったことを相談してみましょう。
かかりつけ医を見つけるためには、患者も積極的にコミュニケーションをとることが重要です。健康診断や予防接種などの機会に身近な医療機関に行き、医師と話してみることでかかりつけ医を見つけるきっかけになります。健康や治療内容について不安に思ったことを相談し、信頼できる医師かどうかを見極めるとよいでしょう。
また、身近な医療機関を探すことができる「医療機能情報提供制度(医療情報ネット)」を活用することも一つの方法です。診療科目や診療日時などから、身近な医療機関・かかりつけ医を見つけることができます。

大きな病院は、救急患者や専門的な医療を必要とする患者を治療する場所です。健康のことで不安がある場合は、身近なかかりつけ医に相談しましょう。
なんとなく安心だからと紹介状を持たずにいきなり大きな病院を受診すると、健康保険が適用されない「特別料金」(7,000円以上の自己負担)がかかります。かかりつけ医が必要と判断した場合、症状に応じて適切な医療機関を紹介してくれます。紹介状を書いてもらい受診すれば、特別料金はかかりません。
また、大きな病院で受診してもその後症状が安定すれば、身近なかかりつけ医に通院することがあります。症状が安定している場合、診察や薬の処方をかかりつけ医で相談することもできます。大きい病院へ行くべきか迷ったときは、まずは身近なかかりつけ医に相談しましょう。
お住まいの地域・区町村のホームページなどの情報も参考に医療機関を探してみてください。

同じ症状で複数の医療機関を受診すると、そのつど初診料がかかるため、医療費が無駄になります。信頼できるかかりつけ医を見つけて、医療費の無駄をなくしましょう。
同じ症状で病院を転々とすることを「はしご受診」といいます。はしご受診ではそのつど初診料がかかるため、同じ症状で2回受診するだけでも医療費に大きな差が出ます。ほかにも、各医療機関で検査料がかかったり、処方薬が重複したりと、医療費増加の原因になるため、信頼できるかかりつけ医を持つことをおすすめします。





