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健康について考えよう!クイズで学ぼう病気のリスク
歯を失うとどうなる!?

健康について考えよう!クイズで学ぼう病気のリスク 歯を失うとどうなる!?

歯周病とむし歯は歯の2大疾患。どのようなリスクや対策があるのかクイズで学びましょう。

歯周病やむし歯は歯を失い、
健康寿命を縮める

歯周病とむし歯は成人が歯を失う2大要因です。歯周病は歯についたプラークの中の歯周病菌が、歯ぐきや歯を支える骨などを破壊する病気です。進行するまで目立った症状がないため、気づいたときには重症化していて歯を失うことがあります。一方、むし歯は口の中に存在するむし歯菌が、食べ物や飲み物に含まれる糖分を栄養にして増殖し、プラークの中が酸性になることで歯が溶け出し、穴があいてしまう病気です。大人のむし歯は歯ぐきが下がって露出した歯の根元や、過去に詰め物などをして治療した歯にできやすくなります。とくに神経を抜いた歯は痛みがあまりないため、知らないうちにむし歯が進行して歯を失うことがあります。
歯は「食べる」「話す」といった口の機能を支える重要な器官で、食べ物を噛んだり、発音を助けたりする役割があります。口の機能は加齢とともに低下しますが、歯周病やむし歯で歯を失うと拍車がかかり、健康寿命(※)に影響をおよぼします。

  • ※健康寿命とは、健康上の問題で日常生活が制限されることなく生活できる期間のこと。
Q1

歯を含む口の機能が低下すると要介護になるリスクは何倍になる?

Column
歯周病は全身の病気の引き金に

昨今の研究で、歯周病は全身に悪影響をおよぼすことが報告されています。
歯周病になると、血糖値を下げる「インスリン」というホルモンの働きが悪化し、糖尿病を発症するリスクが高くなります。一方、糖尿病になると免疫力が低下して歯周組織の炎症が進み、歯周病を発症しやすく、進行も早くなるなど、糖尿病と歯周病は相互に深く関係しています。
歯周病が悪化すると、歯肉から血液中に入り込んだ歯周病菌により血管に炎症が起こって、血栓がつくられたり、動脈硬化を進行させ、狭心症や心筋梗塞、脳梗塞などのリスクが高まります。
また、要介護の大きな要因である認知症や骨粗しょう症も、歯周病との関連が指摘されています。

歯周病・むし歯の予防と対策

歯周病やむし歯で歯を失わないためには、毎日の歯磨きで歯に付着したプラークを除去することが大切です。また、きちんと歯を磨いているつもりでも磨き残しがあるため、3~6カ月に1回は歯科医院でプラークや歯石を除去するなどクリーニングや口腔内のチェックをしてもらいましょう。

Q2

プラークをよく落とせる歯の磨き方は?

Q3

歯ブラシのみによる歯磨きのプラークの除去率は?

INFORMATION

監修 有山 佳伸
有山よしのぶ歯科医院院長、歯科医。大阪歯科大学卒。日本歯周病学会所属。むし歯・歯周病の予防や治療、小児噛み合わせ矯正などを中心に、口腔トラブルの相談、指導を行う。学校医として歯科保健教育にも取り組み、地域医療に貢献。
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