
同行二人(どうぎょうににん)
子育てをされている方に、何もかも一人で抱え込んでしまう方がいらっしゃいます。誰にも頼れない気がして、自分だけが頑張らなければならないように感じてしまう…。そんなときに思い出したいのが、真言宗の「同行二人」という言葉です。
お遍路*の巡礼者が身につける白い装束などによく書かれている言葉で、文字どおり「二人で一緒に歩く」という意味があります。その相手は弘法大師(空海)で、たとえ一人で歩いているように見えても、いつも弘法大師が共にいてくださるという教えです。
あなたにとってその相手は、弘法大師でなくてもかまいません。家族や友人でもいい。「この人は私の味方だ」と思える人が一人いるだけで、心はずいぶん軽くなります。
子育ては一人で頑張るものではありません。困ったときは周りを頼りながら歩んでいきましょう。人を頼り、ともに支え合って生きる姿もまた、こどもにとって大切な手本になります。
- *四国四県に存在する、弘法大師ゆかりの寺を巡礼すること




