
善をなすのを急げ。悪から心を退けよ。
善をなすのにのろのろしたら、心は悪事を楽しむ
お釈迦さまは「善をなすのを急げ」と説かれました。まず「善(善い行い)」とはなにか。仏教的には仏を真似ることですが、仏でなくてもご自身の目標とする人や理想の姿でも構いません。この人ならこうするという姿を想像し、実践することです。
子育てでいうと、私の場合はこどもと目を合わせて話す、こどもの気持ちを聞く、家事の手を止めてこどもの遊びに少しだけ付き合うなどが善い行いの例として浮かびます。忙しさのなかで「また今度」と思いがちですが、善い行いは今すぐできます。こうした小さな積み重ねが、こどもの心に温かい記憶として残ります。
また、「悪から心を退けよ」とあるように、怒りやイライラは放っておくと大きくなります。カッとなったときは、一呼吸おいて忙しいから面倒だと思うネガティブな感情から離れ、「こどもは何を伝えたいのか」と考えることで、冷静に向き合えます。
そして、最後に「善をなすのにのろのろしたら、心は悪事を楽しむ」とありますが、私はこの「心は悪事を楽しむ」という言葉にドキッとします。人の心は怠けることに傾きやすくなります。いいと思ったことはすぐに行動にうつし、小さな善行を続けることで、親もこどもも穏やかに日々を過ごすことができます。今できることから始めてみませんか?




