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大人の美文字教室一筆箋をきれいに書くコツ

大人の美文字教室 一筆箋をきれいに書くコツ

現代のデジタル社会において、手書きのメッセージは印象深く相手に届きます。なかでも一筆箋(いっぴつせん)は手紙やはがきより手軽に書けて、日常の感謝を伝えたり、ちょっとした贈り物に添えたりと様々なシーンで使えます。今回は、ペン字をきれいに書くコツと一筆箋の書き方について書道家の北口淡和さんにうかがいました。

ペン字をきれいに書くために意識したいこと

字をきれいに書くには、①姿勢を整える②ペンを正しく持つ③字の中心を揃える④ペンの動きを意識する⑤相手への気持ちを込めて丁寧に書くの5つを意識することが大切です。

①姿勢を整える

字を書くときは、正しい姿勢を意識しましょう。

ポイント
  1. 肩の力を抜く
  2. 背筋を伸ばす
    背筋を伸ばすことで、集中しやすくなります。字を書くとき以外でも、パソコン作業などで集中したいときに背筋を伸ばしてみるとよいでしょう。
  3. 机とお腹の間はこぶし一つ分空ける
  4. 椅子に浅く腰かけ、仙骨を立てる

②ペンを正しく持つ

ペンを親指と人差し指でつまむ

ペンを親指と人差し指でつまむ

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ペンをひっくり返す

ペンをひっくり返す

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中指でペンの下を支える。

中指でペンの下を支える。

ポイント
  1. 親指よりも人差し指がペン先に近くなるように
  2. 薬指と小指は軽く丸めておく

ペン先と人差し指が一体化するような感覚になると、よりコントロール力が増し、綺麗な字が書けるようになります

③字の中心を揃える

実際に字を書くときは、基本のトメ・ハネ・ハライに加え、字の中心を揃えて書くことを意識してください。縦書き・横書きどちらの場合でも、字の中心が揃っているだけで綺麗に見えます。

④ペンの動きを意識する

ペンを滑らかに動かすと、バランスのいい字になります。とくに、縦画(縦の線)を書くときは、パー・グーの動きを意識すると余分な力を使わずに書くことができます。

力を緩める(パー)
軽く握る(グー)※あまり固く握りすぎないように

試しに「い」を書いてみましょう

⑤相手への気持ちを込めて丁寧に書く

一筆箋や手紙など、他者に向けて手書きのメッセージを書く場合は、相手への気持ちを込めて書くことが大切です。字には気持ちが表れます。こどもたちから手紙をもらったら、つたない字でも一生懸命書いてくれたのだと思うと心が温まりますよね。それは、大人が書いても同じです。心を整えて、相手への感謝の気持ちなどを込めながら書いてみると、きちんと気持ちが伝わりますよ。

書く練習をしてみよう

上の5つのポイントを意識しながら練習をしてみましょう。
使用するペンと紙は、ご自宅にあるもので問題ありません。白紙の場合は、紙にガイドとなる一本の線を引いておくと書きやすくなります。罫線が書いてある紙であれば、そのまま使用してください。準備ができたら、字の中心を揃えることを意識し、手本を見ながら書いてみてましょう。
自分で書いた字と手本を見比べ、改善点を見つけてみましょう。次は、その箇所に注意してもう一度書いてみる…これを繰り返すことで自然と字が上達します。

一筆箋にメッセージを書いてみましょう

相手にお礼を伝えるときや、贈り物をわたすときに気軽に使える一筆箋。活字が溢れる日常のなかでは、手書きのメッセージが添えられているだけで、好印象につながります。また、季節感のあるものやイラストが描かれたものなど、様々な種類から好みのものを選べるのも魅力の一つ。相手に合わせて選んでみてはいかがでしょうか。
一筆箋を書くときは、通常、冒頭に相手の名前を書くことが多く、文章には感謝や健康を気遣う言葉を書くことが多いですが、とくにルールはありません。手紙やはがきと違って小さな紙に気持ちを添えるだけですので、自由に書いてください。

書く練習をしてみよう

「文字を書く練習をしてみよう」で練習したことを応用して、一筆箋を書いてみましょう。まずは、2~3回お手本を真似しながら練習してください。さらりと書くのがポイントです。

Column
ボールペンの選び方

多種多様なボールペンが販売されており、どのペンを購入するか迷うことも多いはず。以下は、書きやすくて字がきれいに見えるペンの特徴です。ペン選びの参考にして、お気に入りの1本を見つけてください。

  • ペン先のボールの滑りが良いもの:
    字がぶれにくく、滑らかに書ける
  • ペン先が細いタイプ:
    字がきれいに見える
  • ジェルインクタイプ:
    軽い力で書ける

INFORMATION

プロフィール 北口 淡和(きたぐち あわわ)
継未書道塾KidsClass講師
小学生の頃から書道に親しみ、継未入塾後、改めて筆で書く楽しさに触れてそれを人に伝えたいと思い、師範を目指す。現在は約60名のこどもたちに書道を教えている。
一般社団法人 継未(つぐみ)
プレゼンテーションクリエイターでもある前田鎌利が創設した団体。和の文化を学び、未来へ伝えることを目的に、書道を中心に室礼(しつらい)や金継ぎ(きんつぎ)などの講座がある。
書道教室は、上野・名古屋・彦根・大阪・福岡・鯖江・札幌・京都にあり、オンラインでの受講も可能。ペン字や細字(宛名書きなどに使う小筆で書く文字)もできるので、肩の力を抜いて始めていただけます。
https://tugumi.or.jp/

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