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発酵食品を楽しむぬか漬けで夏バテ予防

発酵食品を楽しむ ぬか漬けで夏バテ予防

ぬか漬けは健康効果の高い食品として古くから食べられている、日本の伝統的な発酵食品です。さまざまな栄養をとることができ、疲れやすいこの時期にもぴったり。体にいいことづくしのぬか漬けを、おうちで簡単によりおいしく作る方法を紹介します。

ぬか漬けの健康効果

ぬかとは玄米の外側の層である「ぬか層」を削ったもの。ぬかに水と塩、野菜などを混ぜて乳酸発酵させた「ぬか床」には、乳酸菌をはじめ体によい菌や栄養素が豊富に含まれています。そこに野菜を漬けることで野菜に栄養分が移るため、生で食べるよりも栄養価が高まります。また、ぬか床の乳酸菌や酵素により、アミノ酸やペプチドといったうま味成分が増加し、より野菜をおいしく食べられます。

ぬか床に含まれる栄養素
  • ビタミンB1:
    疲労回復効果で夏バテ予防に
  • ビタミンB6:
    免疫機能や代謝に関与
  • ビタミンE:
    抗酸化作用があり、老化防止や血行促進に
  • ミネラル(カリウム、カルシウム、マグネシウム、鉄、亜鉛など):
    骨や血液の健康維持などに効果がある
  • 食物繊維:
    腸内環境を整えたり、血糖値の上昇を抑えたりする効果がある
  • 乳酸菌:
    腸内環境を整え、便秘改善や免疫力アップに効果がある
  • 酵素:
    栄養を効率的に吸収するのを助け、消化をスムーズにする効果がある

ぬか床の作り方

用意するもの

材料
  • 米ぬか
    500g
  • 塩
    50g
  • 水
    500mL
  • 昆布
    5g(5cm角1枚)
  • たかのつめ
    1~2本
  • キャベツの葉、にんじんや大根の皮などのくず野菜
  • 米ぬか
    1kg
  • 塩
    100g
  • 水
    1L
  • 昆布
    5〜10g(5cm角1〜2枚)
  • たかのつめ
    1~3本
  • キャベツの葉、にんじんや大根の皮などのくず野菜
昆布はうま味の増大、たかのつめは腐敗防止のために入れる。
  • ※香りづけとして山椒の実、うま味を増加させるしいたけの軸などを入れてもよい。

くず野菜を入れることでぬか床の発酵が進みやすくなります。

容器
容量:
2~3L(ぬかの2倍以上が目安)
素材:
ホーローやプラスチック、陶器などの酸や塩に強いもの

上記に加え、密閉性があり空気の調整ができるもの。また、混ぜやすく、手入れしやすいものを選びましょう。

  • ※ホーローの容器は、使用する前に傷がついていないか確認してください。

作り方

1.
ぬか床の準備
  1. 大きな鍋かボウルにぬか、塩を入れて混ぜ、水を加えて粉っぽさがなくなるまでよく混ぜる。
    • ※耳たぶくらいの柔らかさが目安
  2. ❶を容器にうつし、昆布、たかのつめ、くず野菜を入れて、手のひら全体で空気をぬくように表面を押さえながら、綺麗にならす。
    • ※昆布とたかのつめはまばらに入れる
2.
ぬか床を混ぜて発酵させる
ぬか床は1日1~2回毎日混ぜ、くず野菜は3~4日ごとに交換する。昆布やたかのつめは入れたままでよい。
野菜の発酵が進み、よい香りがしてくると完成(1週間~10日程)。

ポイント

  • 腐敗を防止するため、ぬか床の周りは清潔に保ちましょう。
  • ぬか床は常温だと発酵が進みやすいため、常温保存がおすすめです。ただし、室温が高温になる場合は冷蔵庫で保存してください。
  • ぬか床が少なくなってきたら、適量のぬか床をつくり、足してください。その際に昆布やたかのつめを追加してもよいです。

季節の野菜をぬか漬けで楽しもう!

ぬか漬けのいいところは好きな野菜で作れるところ。旬の野菜を漬ければ、普段の食事に彩りや季節感がプラスされるのでおすすめです。

おすすめの旬野菜
  • 春
    筍、キャベツ、にんじん
  • 夏
    ズッキーニ、パプリカ、トマト、きゅうり、スイカの皮の白い部分
  • 秋
    なす、みょうが、かぼちゃ(薄く切り、さっとゆでて入れてください)
  • 冬
    白菜、大根
中級者におすすめの食品
  • ゆで卵
  • アボカド

上記の食品は、ガーゼにくるんでから漬けてください。

簡単!ぬか漬けのアレンジレシピ

そのまま食べてもおいしいぬか漬けですが、ひと工夫すればもっとおいしく、飽きずに食べられます。

ご飯が進む!ぬか漬けふりかけ

  1. ぬか漬け野菜をみじん切りにする。
  2. フライパンにごま油を熱し、❶のぬか漬け野菜を入れてさっと炒める。
  3. ❷に鰹節、ごまを加えて全体に混ぜ合わせてできあがり。

INFORMATION

監修 森智恵子
だし料理研究家。国内外でだしと発酵の魅力を伝える活動を行う。素材を追求した体にも心にもやさしい日本料理の普及に向け、味噌づくりやぬか漬けづくりなどのワークショップを開催。

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