2022年10月04日
免疫力アップの生活習慣

秋から冬にかけてはかぜやインフルエンザなどの感染症が流行しやすい時期です。不規則な食生活や睡眠不足などの生活習慣の乱れは免疫力の低下につながり、感染リスクを高めます。日頃から免疫力を高めて元気に過ごしましょう。

ぬるめのお湯での入浴で良質な睡眠を

免疫力向上のためには、良質な睡眠が不可欠です。そこでポイントとなるのが入浴です。就寝1時間前を目安として、38~40℃のぬるめの湯船に10~20分ほど浸かると、ちょうど体温が下がってきたころに就寝時間になるので、眠りに入りやすくなります。

ビタミンを取り入れてバランスのよい食事を

バランスのよい食事は免疫力アップに重要です。ウイルスの侵入口となる鼻やのどの粘膜を丈夫にするビタミンAは緑黄色野菜に多く含まれています。また、果物などに多く含まれるビタミンCはウイルスに対する抵抗力を高めるので、積極的に食事に取り入れましょう。
また、免疫細胞が多い腸の活動を活発にする発酵食品や食物繊維をとり、腸内細菌のバランスを整えることも重要です。

適度な運動で基礎体力を上げよう

毎日の運動は免疫力の向上を期待できます。激しい運動は逆効果になってしまうこともありますので要注意です。ウォーキングやランニングなどの汗をかく程度の軽めの運動がおすすめです。日頃の運動量が少ない方は、30分の運動を週に2回のペースで始めてみましょう。