2022年9月22日
睡眠と食事

睡眠と食事には大きな関係があります。快眠のためには、毎日の食事を決まった時間にバランスよくとることが大切です。

朝食で体内時計をリセット

わたしたちの体には親時計といわれる中枢時計と子時計といわれる末梢時計があります。これらはぴったり24時間ではないので、人の生活時間にあうよう毎日リセットしなくてはなりません。
親時計のリセットに有効なのは朝の光。一方の子時計は食事の時間を目安に1日の活動期と休息期を認識するといわれ、朝食によって針をリセットします。食事のなかで朝食が1番大事とわれるのはこのためで、「快眠のカギは朝食にあり」といえます。

昼食をしっかり食べてエネルギー補給

忙しいからと昼食を抜くのはNG。朝食で体内時計がスタートするのは、24時間のなかで夕食から朝食までの絶食時間がもっとも長いからです。昼食を抜くと体内時計が夕食を「朝食?」と勘違いし、夜の睡眠に影響がでます。午後からの活動に備えるという意味でも昼食はしっかりとりましょう。

夕食は就寝の3~4時間前までにとる

食べてすぐ寝ると消化器官は休むことができず、浅い眠りになります。快眠のためには、夕食は就寝3~4時間前までにすませるのが基本。遅くなるときは1食分を分けて食べる「分食」にして胃腸の負担を抑えましょう。