
生まれによって賤(いや)しい人となるのではない。生まれによって尊い人となるのではない。行為によって賤しい人ともなり、行為によって尊い人ともなる。
子育てをしていると、どうしても家庭環境やこどもの成績、習い事の数などを人と比べてしまうことがあります。
しかし、人の価値は、そのような表面的なもので測れるのでしょうか。「どう生きるか」「どのように他者と関わるか」、そのほうがよほど大切なことだと思います。
私たちは皆、それぞれ違う環境でいろんな想いを抱えて生きています。そのなかで、誰かと比べて優劣をつけたり、羨んだり、あるいは見下したりすると、私たちの心は曇ってしまいます。
子育てとは、毎日のささやかで地道な行いの積み重ねです。こどもに声をかけ、フォローし、見守る。その一つひとつが、自分自身のためではなく人のために行うという、お釈迦さまの教えにかなう尊い行いです。どんな生まれであっても、どんな暮らしのなかであっても、毎日の行いが私たち自身を尊くすることができます。
あなたが積み重ねている毎日は、とても尊いものです。どうか、今のあなたを大切に。




